しらないことたくさんしりたい

<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< ばんどについて | main | らーめんとおんなともだち >>

じぶんかって

0


    いろんな人に割と評価されては来たと思う。若い内から事務所に声をかけてもらって、いろんな人に後押ししてもらって、良い経験をさせてもらえた。でもぜんぜん結果は出なくて、天才だね!って言ってくれる周りの人と、目の前にあるCDの売上枚数のどっちを信じればいいんだろう、と思った。


    それでもなんとなく、多くの人に好かれなければ生きていけないんだろうな、と思い、ひたすらに周りに媚を売る自分になっていた。それでもこんな性格だから大して売れてなかったとは思うが。だからひとりでやっていたときの自分の大半はすごく嫌いだし思い出したくもない。あと、認められなかったからといってよしがんばって売れるぞ!って風にもなれない残念な奴だったというのもある。何度も言うように曲に罪はない。


    このくそったれ資本主義と、絶対評価であるべきの音楽、というか芸術が結び付いているのがおかしい。スポーツならまだしも。

    同じ音楽をすきな気持ちに差はないはずなのに、お金を持ってる人がライブに行けてバンドに持て囃されてどや顔できて、お金を持ってない人は音楽を聞くことすらままならないなんて変だ。たぶん根本的には。けどそんなことも言ってられない社会の構造だし、わたしがいくら何を言ったってなにかが変わるわけでもないし、別に何か変えたいとは思っていない。ただ文句をいっているだけだ。だけどそういうものに振り回されて、わたしは音楽をやろうと思ったりやりたくないと思ったりしてきた気がする。わたしは音楽が嫌いになったんじゃない、今も昔もずっとすきだ。音楽の周りに存在し続けるよくわからん邪念とか打算とか評価とか圧力とかそういうもの全般が大嫌いなだけだった。


    だからもうお金のためにはやらないし、なるべく無理のないように、しんどくならないように、金銭的にも精神的にも、余裕をもってすきなことだけできるようになりたい。そういう環境を作りたい。それしか考えていない。


    曲を好きだと言ってくれるあなたの言葉はほんとうに嬉しい。わたしも好き勝手やるから、そんなわたしを嫌いになったりすきになったりしてくれればいい。あなたも好き勝手、めちゃめちゃ待ち望んでました!とか言葉だけ、でもぜんぜん良いのだ。そうやってお互い自分勝手に生きていこう。わたしはわたしのために生きるし、あなたのためには歌わない、でもあなたのための音楽になってればそれはほんとうに幸福だと思う。あなたも、わたしに何も求めないで、すきなときにすきでいてくれ。

    - | permalink | comments(0) | - | -

    スポンサーサイト

    0
      - | permalink | - | - | -

      この記事に対するコメント

      コメントする